緊張の再開
50歳になって、老眼にもなって彫金(彫り)を始めました。
正確には、20年たって再開したかんじ。
母が彫金をしていたことへの抵抗感
実は亡くなった母親が彫金をやっていて、
母に『彫金(彫り)はやった方が良い』と言われていました。
でも20台後半の頃の私には拭いきれない抵抗感が半端なくありました。
- 日々の修練が続けられるのか
- 母と同じようにできるのか
- 不器用な私にできるわけないのではないか
- 母と同じ事をする事に抵抗はないのか
- そもそも興味ある事なのか
それでも少しは彫金(彫り)を経験しました。
でも続けられませんでした。
心底自分の気持ちからやりたいわけではなかったからです。
ただ何か「かっこつけたかった」のです。
でも心に引っかかりが・・・残りました。
それからの20年以上、中途半端に辞めた彫金のモヤモヤを埋めるために色々試しました。
ジュエリー、レザークラフト、DIY、等々。
何を作ることで心のモヤモヤを埋めていたのでしょう。
やっと内的動機で始められた
でも50歳になって、心の埋め合わせの為でなく何かを極めたくなったのです。
正直にいうと、ハンドメイドアクセサリーやジュエリーを制作する人があふれている中で際立つ技術を身につけたくなったのです。
自分だけのオリジナルの表現方法を。
漸く母に言われたからやるのではなく、自分からやろうと思えるように。
長い時間がかかりましたが、彫金を始める内的動機が芽映えたのです。
お陰様で淡々と続けられそうです。早く作品に活かしたいと思います。
もっと早く始めてれば良かった。
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